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Q&A
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Q&A:よくあるご質問タイトル
ここではお客様から寄せられる様々な質問にお答えしております。
よくあるご質問のみの掲載となっておりますので、他のご質問等がございましたらお気軽にお問い合わせください。
1. 越前和紙はいつ頃から漉かれていたのですか?

越前和紙の紙漉きのはじまりについてははっきりしませんが、最も古いもので、正倉院文書の天平2年(730)『越前国大税帳断簡』や天平4年(732)『越前国郡稲帳』などがあります。いずれも雁皮を主とした溜め漉きで、技術水準の高い紙が漉かれていました。

2. 紙の表と裏を教えてください。

普通、つるつるした滑らかな面を「表」、ざらざらした面を「裏」と呼んでいます。しかし、使用する紙によっては「裏」と呼ばれる面を活用することも間違いではありません。お客様のご判断で、ぜひ和紙の風合いを楽しみながらご使用ください。

3. 和紙にはどのような方法で色をつけるのですか?

まず、色をつける材料に、染料(せんりょう)と顔料(がんりょう)があります。これらを使って「先染め(さきぞめ)」と「後染め(あとぞめ)」と呼ばれる方法で和紙に色をつけます。「先染め」は、紙料(しりょう)を染色して紙に漉き上げる方法です。「後染め」は、紙になったもの(圧搾後の湿紙)に刷毛引きや霧吹きなどの方法で色をつける方法です。

4. 越前和紙製の壁紙や襖紙を購入したいのですが?

壁紙や襖紙に関しては、お近くの表具店や問屋へお問い合わせください。
» 日本襖振興会ホームページ:「襖内装材取扱店」参照

5. 紙床から一枚ずつ紙が剥がれるのはなぜですか?

紙漉きをするとき、紙料(しりょう)に「ねり」が入っていることで繊維がよく絡み合い厚さも均一にすることが出来ます。その後乾燥するとき、一枚ずつ紙を剥がすときも「ねり」の成分が大きく作用しています。「ねり」の効いた紙は、紙床(しと)に重ねても上下の紙とは繊維が絡み合うこともなく断層状態となっているので、一枚ずつ剥がせるのです。

6. 本格的な紙漉きをやってみたいのですが?

越前和紙の里では、昔ながらの道具・原料を用い、伝統工芸士の指導のもとでチャレンジする本格的な「流し漉き」体験講座も設けております。
詳しくは、卯立の工芸館(0778-43-7800)の方へお問い合わせください。

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